想定読者
- イベント企画・制作会社を経営しており、Webからの新規案件獲得を目指している方
- ホームページはあるが、自社の強みや実績を伝えきれていないと感じている方
- 大手との差別化を図り、自社ならではの価値で選ばれる会社になりたい方
【結論】ホームページは、貴社の「企画力」と「実行力」を証明する、最強の実績カタログです
「このイベント、成功させたいけど、どの会社に頼めばいいんだろう?」企業の担当者は、イベントの成功を託せる、信頼できるパートナーを探しています。ホームページの最も重要な役割は、貴社がこれまでに手掛けてきたイベントの成功事例を具体的に示し、「この会社なら、私たちの期待を超えるイベントを実現してくれる」という確信を抱かせることです。
この記事では、クライアントの心を掴み、問い合わせに繋げるための、戦略的なホームページの作り方を、具体的なコンテンツの見せ方と共に解説します。
なぜイベント会社にこそ、実績が雄弁に語るホームページが必要なのか?
イベント制作という仕事は、形のないものを創り上げるサービスです。だからこそ、目に見える「実績」が何よりも重要になります。
1. 信頼性の証明書
豊富な実績が掲載されたホームページは、それだけで「経験豊富なプロフェッショナル集団」であることの何よりの証明になります。企業の担当者は、予算と会社の評判を預けるわけですから、実績のない会社に依頼することはありません。
2. 企画力と実行力の「見える化」
どのようなコンセプトでイベントを企画し、どのようなクリエイティブで空間を演出し、どのようにして参加者を熱狂させたのか。過去の事例を通じて、貴社の企画力と、それを形にする実行力を「見える化」することが、クライアントの信頼を勝ち取る上で不可欠です。
3. 対応領域の明確化
「企業向けの周年イベント」「商業施設の販促イベント」「オンラインでのハイブリッドイベント」など、貴社が得意とするイベントの種類や規模を明確にすることで、クライアントとのミスマッチを防ぎ、より質の高い問い合わせに繋がります。
クライアントの心を掴む!ホームページの必須コンテンツ
では、具体的にどのような情報を見せれば、クライアントは「この会社に頼みたい」と思うのでしょうか。
1. イベント実績(WORKS / CASE STUDY)
ホームページの心臓部です。ただイベント名と写真を並べるだけでは不十分です。一つの事例を、一つの「成功物語」として紹介しましょう。
- クライアント名とイベントの目的: どのような課題を解決するために、イベントが企画されたのか。
- 企画コンセプトと提案内容: 課題に対し、貴社がどのようなコンセプトを立て、何を提案したのか。
- 実施内容: 当日の会場の様子、演出、コンテンツなどを、臨場感あふれる写真やダイジェスト動画で見せる。
- 成果: イベントによって、どのような成果(来場者数、売上、メディア露出など)が得られたのかを具体的に示す。
2. 私たちの強み(OUR STRENGTH)
「企画から運営までワンストップで対応」「最新の映像・音響機材を自社保有」「〇〇業界のイベント実績No.1」など、他社にはない、貴社ならではの強みを明確に打ち出しましょう。その強みが、クライアントにどのようなメリットをもたらすのかを、分かりやすく説明することが重要です。
3. サービスの流れ(SERVICE FLOW)
最初のヒアリングから、企画提案、準備、当日の運営、そしてイベント後の効果測定まで、どのようなステップで仕事が進んでいくのかを具体的に示すことで、クライアントは安心して依頼することができます。
4. 会社概要・メンバー紹介
どのような想いを持った、どのような専門性を持つメンバーがチームを組んでイベントを創り上げるのか。代表の挨拶や、プランナー、ディレクターの顔が見えることは、クライアントの信頼感を高めます。
5. お問い合わせ・資料請求
クライアントが「相談したい」と思った時に、すぐに行動できるよう、問い合わせフォームは分かりやすく、目立つ場所に設置しましょう。「イベント企画のヒント集」のような、役立つ資料をダウンロードできるようにしておくことも、見込み客との接点を作る上で有効です。
ホームページ作成・運用のポイント
- 写真と動画のクオリティにこだわる: イベントの熱気や華やかさを伝えるためには、プロが撮影した高品質な写真と動画が不可欠です。実績紹介の質は、写真と動画の質で決まると言っても過言ではありません。
- プロフェッショナルなデザイン: 信頼性が重要なBtoBのビジネスにおいて、サイトのデザインは会社の「顔」です。安っぽいデザインは、会社の価値そのものを下げてしまいます。洗練された、信頼感のあるデザインを心がけましょう。
- 更新のしやすさ: 最新の実績をスピーディーに追加していくことが、会社の「今」を伝え、機会損失を防ぐ上で非常に重要です。専門知識がなくても、担当者が簡単に更新できるシステムを選びましょう。
私が開発したのが、スプレッドシートでホームページが簡単に作れるサービス、SpreadSiteです。最新の実績も、スプレッドシートに行を追加し、写真やテキストを入力するだけで、すぐに公開できます。
よくある質問
Q: 守秘義務があって、実績を詳しく載せられません。
A: クライアントの許可を得て、「〇〇業界の新作発表会」のように、具体的な企業名を伏せて掲載する方法があります。その場合でも、どのような課題に対し、どのような企画で、どれほどの成果を上げたのか、というストーリーを語ることは可能です。
Q: 料金は掲載すべきですか?
A: イベントは個別性が高いため、固定の料金を提示するのは難しいかもしれません。その場合は、「〇〇のようなイベントで、概算〇〇円〜」といった、過去の事例に基づいた料金の目安を示すと、クライアントは安心して問い合わせができます。
Q: 他社との差別化はどうすれば良いですか?
A: 実績や価格だけでなく、「なぜ、私たちはイベントという仕事に情熱を燃やしているのか」という、会社の「理念」や「哲学」を熱く語ることが、最終的な差別化に繋がります。その想いに共感したクライアントは、単なる発注先としてではなく、共に成功を目指すパートナーとして、貴社を選んでくれるでしょう。
最後に
ホームページは、貴社がこれまでに創り上げてきた「成功」と「感動」の記録であり、未来のクライアントへの、力強い約束のメッセージです。この記事を参考に、貴社の価値が最大限に伝わるホームページを構築し、ビジネスを新たなステージへと引き上げてください。
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